2018年入職[介護士経験13年]
介護主任として、特養の入居に関する業務全般を担当しています。入居に際しては、おもに利用者のケアに関する決め事、職員の人事、シフト調整などを行います。
介護現場のマネージメントとしては、利用者の様子など介護士から得た情報をケアマネジャーに伝えたり、看護師・生活相談員・施設長など他職種と介護職との情報の受け渡しを行い、情報共有のための橋渡しをしたりしています。
利用者との直接的な触れ合いは1日最低2回は実施する「ユニットラウンド」(居室の巡回)が中心になります。ほか、全7つの「委員会」の主宰と各決定事項の管理、各種イベントの企画推進なども担当しています。
福祉の仕事に就くまでは、自動車関係の一般企業に勤務していました。そこを退社して20代後半のときに、ワーキングホリデーでカナダに行き、高齢者施設を見学する機会があって興味を持ったのがきっかけです。
その施設では、利用者も職員もとてもおだやかな雰囲気で過ごしていました。私はもともと高齢者と話すのが好きでしたので、「こんな雰囲気のなかで働きたい」と思い、帰国後にいろいろ調べて介護士の資格を取得し、介護職として就職しました。
何といっても、環境の良さです。ここは高台にあってまわりに緑が多く、景色も良い。初めて見学したとき、立地や設備を見て、利用者にとっての環境が良さそうなのはもちろんですが、職員も働きやすそうだと感じました。
これまでの経験から、介護はメンタルがしっかりしていないとできない仕事だと思っているので、職場の環境や雰囲気は重視します。利用者に好条件の環境は、介護士にとっても好条件だということですね。
実際にここで働いてみて、他の施設に比べてもメンタル的に安らげる環境だと感じています。
一番のやりがいは、やはり利用者の皆さんの笑顔を見たときですね。介護主任としては、現場の職員から相談を受けるなど頼りにされていることを実感したときにやりがいを感じます。
全体を見る立場だからこそ、現場に入ると見えづらくなってしまうような些細な点に気付けるのではないかと。職員に対しても「ひとりひとりを大切に」の姿勢を持ち、きちんと話を聞くようにしています。その結果、職員間がスムースにコミュニケーションをとることができて、それぞれが気持ちよく働けるようになることが、うれしいですね。
日常のなかで「ありがとう」と言ってもらえたときはいつもうれしいですが、季節のイベントやレクリエーションのときに利用者の皆さんから「楽しかった」と明るい笑顔で言われたり、それぞれの利用者がいつもと違う姿を見せてくれたりすると、とてもうれしいですね。
新型コロナの影響で中止になった定例行事もありますが、かわりのイベントを企画してもらえるよう現場に促し、実行しました。現場の介護職に比べると触れ合いが少なくなりがちだからこそ、利用者の皆さんにどうしたら喜んでもらえるかをいつも考えています。
ユニットケアの考え方を徹底して、より利用者の尊厳を重視したケアを実践していきたいです。そのためにはまず、「24時間シート」の見直しをしたいですね。
「24時間シート」は、利用者の生活スタイルや生活リズム(起床時間、食事時間の目安等)を記載した書類です。これをもっと利用者視点で改善し、利用者のニーズに応えられるよう適正な運営をしていきたいのです。
具体的には、本人は何時に起きたいか、何時にお風呂に入りたいか、ひとりひとりに聞き取りをして、在宅のころの生活の様子を反映したものにするということが考えられます。すべてをかなえられるわけではありませんが、利用者の尊厳を重視し、生活のなかで利用者がしたいと思っていることをできる限り実現したいです。
親愛会に限らず、ユニットケアの考え方はまだじゅうぶんに浸透していないと感じています。ユニットケアの経験が無い職員もいるので、まずは職員の教育と意識改革から。将来の目標は、親愛会がユニットケアのモデルになるような特養となること、「ユニットケア研修」の研修先となることです。
これまでのやり方を変える必要が出てくるので時間はかかると思いますが、心して取り組んでいきたいです。
高齢者のケアに対する「思い」を持った方、命を預かるという自覚やお年寄りへの思いやりを持った方に、この仕事をやってもらえたらうれしいです。
介護の仕事は想像以上にチームワークを要します。より良いケアのためには職員同士の関係が良好であることも大事なので、メンタルがタフで、いろいろなタイプの人とうまくやっていける柔軟性や謙虚さのある方、他職種との連携においてもスムースにやりとりできるようなコミュニケーション能力のある方だと良いですね。
利用者を大切にするのは当然のこととして、職員のことにも目を向けられる方にはぜひリーダーを目指していただき、一緒にがんばっていきたいと思います。
朝礼、各種提出物の確認。委員会などの議事録の確認や、書類整理を行います。
すべてのユニットを巡回し、利用者の体調の変化を確認したり、介護士から相談を受けてアドバイスをしたりします。同時に、職員たちの状況も把握することも仕事の一つです。
職員が休みなどで人手が足りないときは、介護のヘルプに入ることも。
委員会への参加のほか、ユニット会議や担当者会議にも出席します。委員会はローテーションでほぼ毎週、他の会議はほぼ毎日開催されています。会議での決定事項を確認し、議事録を作成します。
また、毎月実施の介護職員向けの社内研修への対応も行っています。
最低でも午前・午後の1日2回は巡回します。午後は遅番(13:20出社)の職員に会える時間帯に。
午前中は夜勤時間の情報を得て、午後は昼食以降の様子を確認します。
今日も1日お疲れ様でした!
自作のインドカレーや好きなものに触れて、心身をリフレッシュ!
食べることも好きなので、エスニック料理を食べに行くこともあります。特にインドカレーは大好きなので、ターメリック、クミン、カルダモン、チリペッパーなどいろいろなスパイスを自分で調合して作ります。
カレーにあわせるチャパティをフライパンで焼いたり、マスマティライス(インドでよく食べられる細長い形のお米)を都内や近隣のインドスーパーで買ってきて、ターメリックライスにしたりすることもあります。
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