2015年入職[介護士経験11年]
介護士として2つのユニット、合計20名の利用者の介護を担当しています。
親愛会では、家庭にいるような環境をできるだけ忠実に表せるよう、職員一同が努めています。たとえば、食事のときは準備をする様子まで入居者に見てもらい、コミュニケーションを図っています。
また、居室の中の掃除や週1度はシーツ交換をするなど、その方が家庭にいたときと同じように過ごせるよう心がけています。歩けない方や歩行が不安定な方には排せつのお手伝いや、週2回の入浴のお手伝いもしています。
幼いころから、祖父母とお話しをすることが大好きな子でした。大きくなってからもお年寄りのお話を聞くことが好きで、高齢者と向き合える仕事ができたらいいな、と自然と介護の道を目指すようになり、福祉の短大に進学して介護福祉士の資格を取得しました。
前職では第一子の出産まで、介護士として6年ほど勤務しました。現職に就いてからもこの仕事は天職だと思っていますし、家族からもそう言われています。
親愛会を知ったのは、育児が落ち着いて仕事を探し始めたときでした。仕事を再開するにあたり、子どもの預け先を確保しなければならなかったのですが、親愛会の施設内には託児所があります。このような施設は、なかなか無いと思ったのが、こちらの施設を選んだ決め手でした。子どもを預けながら働けるし、しかも同じ場所にいられることは大きな魅力でしたね。
また、二人目の出産の際には1年間の育児休暇を取得しました。親愛会には、育児中の人が働きやすい制度があるのも特徴だと思います。
利用者の皆さんとお話をするのが楽しいので、この仕事をしていると毎日やりがいを感じることがあります。
以前、人見知りの激しい利用者の方がいて、「私は口下手だから、みんなが集まる場所に行きたくない」と、居室にこもりがちになっていたことがありました。そこで「お部屋に行って、お話しさせてもらっていいですか?」と声をかけ、ご主人との出会いやどこに住んでいたのかなど昔のことをお聞きしました。するとどんどん明るくなって、そのうちご自分で外に出て行くようになり、私たち職員が懸け橋になって他の利用者と仲良くお話するようにもなりました。
私もその方の人生を知ることができてうれしかったですし、その方は今でも、私の退勤時には「ぼくちゃんによろしくね」と、息子のことを気遣って明るく声をかけてくれます。
半身不随となってふさぎこんでいた方が、私たち職員のアプローチがきっかけで変わったことです。入所した当初、その方はずっと寝たままで、食事ものどを通らない状況でした。ご家族とも相談しながら、本人が几帳面な性格であることを知り、何か「仕事」を与えてみようということになりました。
最初は、車いすに座ったままでもできるロールカーテンの開閉を「仕事」としてお願いしたところ、毎日決まった時間に起き上がるようになりました。やがて、活動範囲が広がっていき、以前のように毎日日記をつけたり、計算問題をやってみたりと、行動的になっていきます。
また、トイレも以前は介助が必要だったのですが、一生懸命練習するようになり、今ではひとりでトイレに行けるようになりました。何よりもご本人の努力が素晴らしいですが、それをひと押しできたかと思うと、介護士としてとてもうれしかったですね。
利用者のご家族に、もっと安心してもらえるような介護を目指したいですね。たとえば、利用者がご家族あてに手紙を書くよう支援するとか。なかなか面会に来られないご家族に対し、私たちは利用者の写真を添えて報告をしていますが、本人からも直接ご家族あてに送れないかと思うのです。
ご自分で手紙を書けない方には、私たちが代筆するのでもよいと思います。日頃の様子や考えていることなど手紙で伝えられたら、ご家族も安心するでしょう。それに、手紙だと返事も届きますから、利用者の皆さんもきっと喜ぶのではないかと思います。
利用者をひとりの人間として大事にできる方、ひとりひとりを自分の家族のように大切にケアできる方が良いですね。この仕事を目指すには、介護の技術よりも「寄り添う気持ち」が必要だと思います。
とにかく人が好きで、お話を聞くのが好きな方だと、なお良いですね。まず、ひとりひとりの様子をよく見て、よくお話を聞いて、かかわっていく。利用者がこちらを信頼して寄り添ってくれると、私たちもそれに応えてより良いケアができると思います。
介護のやり方にはその人の人となりが出ると思います。そのせいか、私の周りでは同じ介護の職場で出会って結婚する人たちも多いですよ。
子どもが小さい頃は、8:15までに施設内の託児所に預けてから出勤していました。
出勤したら、職員間の申し送りを記載した「送りノート」をチェック。
利用者の朝食が終わると、リビング(皆で食事をするスペース)から居室に戻るサポート。また、食事後の排せつをお手伝いします。
高齢者はのどの渇きを感じにくく、脱水症状を防ぐために水分補給を促します。
体調の良し悪しを観察しながら、居室またはリビングで、臨機応変にケアしていきます。
入浴介助は週2回。ユニットごとにあるバスルームで介助します。
リフト付きの浴槽ですから、介護士の負担も軽減できます。
居室からリビングへの移動し、食事のお手伝い。食事の形態や注意点は、ひとりひとり異なります。
食後は、食事用エプロンや汚れた衣類の洗濯。洗濯は基本的に毎食後で1日に数回。下洗いをしてからクリーニング業者へ出しています。
説明テキストが入ります。説明テキストが入ります。説明テキストが入ります。説明テキストが入ります。
食事後のタイミングで、おしもをチェック。
もらしてしまう場合は衣類の洗濯を。
毎週金曜日には、居室ごとにレクリエーションを実施(お誕生日会、風船バレーなど)。
おやつ(スープ)の用意。できたては熱いので少し冷ましてから提供します。
その間に、居室のベッドリネンの交換も。
今日も1日お疲れ様でした!
毎日がんばっている子どもたちとの時間を大切に。休日は一緒に遊んでいます。
休日は近所の公園で、子どもたちとピクニックをすることが多いです。お弁当を持って、午後までゆっくり過ごします。
雨の日は、家のなかでブロックや塗り絵をしたり、絵本を読んだり。私が働いているあいだ、子どもたちも学校や保育園で毎日がんばっていると思うので、たくさん遊びます。
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